みのねっとぶろぐ
2006-06-25 [長年日記]
■ ハァ体験 by るみ
ある朝、起きたら吐き気がしてた。
実際に吐く程ではないが、喉から胸にかけてとにかく気持ち悪い。
それにやたらめったらからげっぷが出る。 理由が分からない。
とりあえず家の中に転がっていた胃腸薬を飲んでしばらくしたら吐き気は治まったが、からげっぷは相変わらず。
そんな事が4〜5日続いた後、2〜3日治まって…、たかと思ったらまた4〜5日続いた。
地元の医院へ行った。原因が分からないので色々調べてみる事になった。
採血、検尿、検便。
原因分からず。
若い頃から酷い頭痛持ちだと言う話をしたら、頭部MRIを撮る事になった。
その医院には当然そんな設備は無いので放射線科のある大きな病院宛に紹介状を書いてもらって撮って来た。
結果はかかりつけの医院の方へ送られて来る事になった。 1週間後、医院に結果をききに行った。
医師、何枚ものMRI写真を1枚ずつ、全て見た後、
「大脳 には 異常無いです。」 ( ゜Д゜) ハイ 「小脳に腫瘍があります。」 ( ゜Д゜) エッ? 「あちらの放射線科の先生もこの写真を見ましたが、同じ意見です。」
な、な、な、なんだヨ、「小脳に腫瘍」って?それって「脳腫瘍」ってヤツ?
ってか漏れガンなの?死んじゃうの? ガクガク(((( ;゜Д゜))))ブルブル
今度は脳神経外科のある大学病院を紹介された。 医院で予約を取って紹介状を書いてくれた。
ネットで脳腫瘍の事を調べてみた。
必ずしも死ぬ訳じゃないらしい。でも腫瘍の種類によっては死ぬ可能性もあるっぽい。
もし近いうちに死んじゃうんだったらあれもしなきゃ、これもやっとかなきゃ…と、
仮想ToDoリストが脳内を駆け巡る。友達に借りっ放しになってる本返さなきゃとか、色々。
大学病院の脳神経外科予約日の前夜、担当医師との会話に備えてネットで調べてまとめた情報をプリントアウト。
訊いておきたい事をメモ帳にリストアップ。
とにかく落ち着いて話す為に、メモを取りながら話そうと決める。
相方が有給休暇を取って付き添ってくれる事になった。
当日、朝、いつもより2時間早く起きて、コーヒーを飲み、パン少々を口にして、
相方と一緒に家を出る。大学病院には予約時間の50分前に到着した。
受付を済ませ、持参したMRI写真を看護士に渡し、 待合室で待っていると予約時間の20分前に呼び出された。
待合室の相方に、「じゃ、そこで待っててネ」と声をかけながら診察室に入ろうとしたら、
中の医師から「あ、一緒に入って頂いて結構ですよ。ご家族の方ですよね?」と。
「はい。主人です。」
「どうぞご一緒に中へ。」
そーか、こーゆー場合、家族も一緒に話せるんだぁ。なるほどー。心強いなぁ。
さぁ、いよいよだ。落ち着いて話すぞ。訊きたい事、ちゃんと訊かなきゃ。ドキドキドキ
医師、
「えー、結論から言いますと、何も無いです。」 ( ゜Д゜)ハァ? 医師、MRI写真を見ながら、 「奇麗な写真なのになぁ。何を腫瘍と見間違えたんだろぉ?」 ( ゜Д゜)ポカーン
結局、医師との面談は5分足らずで終了。予約時間の10分前には会計窓口にいた。
この時間、相方はいつもならまだ家にいてコーヒー飲みながらメールチェックしてる時間。
せっかく夫婦揃って出掛けて来たので、近場のデパートをうろうろしたり、
デパート屋上遊園でマターリしたり、楽しい休日を過ごして来ますた。
お昼には老舗の天婦羅屋さんで恵比寿ビール飲みながら天婦羅コース食して来ますた。
(゜Д゜) ウマー かったですとも、ええ。
きっとなんですか、夫婦揃って遊んで来なさいってことだったのかも?(^_^;<br>何にしてもよかったですね。
良かったです、なんでもなくてーT_T<br>最初読んでてもうドキドキしてしまいました。<br>多分息し忘れてましたよ。<br>お医者さんでもこういう誤診?勘違い?があるもんですねー。でも本当になんでもなくってよかった。<br>天ぷら、格別のお味でしたね^^;
なんだ!?そんなにこの話が面白いのか?<br>明らかに私より相方の方が読者を引きつける文章を書けるのか?<br>どちらにしろ、悔しい! 面白い話を経験しなきゃ!<br>あせあせ。
たぶん、何日もの話が短く凝縮されているので、内容が濃くなっている…て感じですか。<br><br>いやでも実はるみさん、相当に才能がおありなのでは。(^_^)
そうでしょ?そうでしょ?才能あるよね。<br>将来相方の印税で暮らせる日が来ることを信じているみのなのだ。<br>仕事でストレス溜まっているときの口癖、 <br>「早く本書いてくれよ!」
才能があるかどうかは存じませんが、「意味不明な文章にならない様に」と「無駄に長くならない様に」は気を付けて書きました。<br><br> いっとくさんがおっしゃる様に正味一ヶ月以上の出来事ですからもっと色んな事が起こってます。「腫瘍がある」と言われた当日の私の行動とかも今となっては結構笑えます。某ジュエリー○ツミでぽぉ〜んとお買い物してしまったりで支離滅裂(笑)。でもあえて割愛。私の台詞「じゃ、そこで待っててネ」も本当は「あ、ちょとこれ持ってて」だったのですが、そう書いてしまうと何故「持ってて」だったのか、何を「持ってて」だったのか説明しなければならず、大して面白い内容でもないのに無駄に文章が長く、説明臭くなってしまって、ストーリーのテンポが乱れてしまうので、ちとアレンジ。<br><br> 本当は見た目にも結構こだわってスペース、改行、行空けを使ったのですが、書いた物をみのにメールで送って、みのがここにアップしたら、何故かそれらが崩れてぐちゃぐちゃに。わたし的にはかなり不満なのですが、内容は一緒だから、ま、いっか。<br><br> でも、この話は結局ネタ自体が面白かったんじゃないかなぁ。私自身オチの段階でかなりウケましたから(笑)。
((ё_ё ))!!オオ<br>これが、試練だったのねぇ。<br>大事無くて何よりでした(°ー°)(。_。)ウンウン
ありがとうございます。<br>ある意味、かかりつけの医院にトラウマ状態のようですよ。